THETA Sの全天球配信を強化する(1) Oculus Rift CV1がやってきた


こんにちは、インフォコム技術企画室のがねこです。

2016年6月8日~6月10日の3日間、幕張でInteropと併設開催されるAppsJapanWebRTCパビリオンに出展します。前回Conference Japan 2016RICOH THETA S を使った展示を、強化したものをお見せできる予定です。どこが強化されたのか、順次ご紹介していきます。まずは今回の目玉の1つ、Oculus Rift CV1 です。セットアップしてくれたメンバーのTokさんの奮闘を、抜粋してご紹介します。

oculus_rift_cv1.jpg

CV1のセットアップ

スペックの確認

以前使っていたDK2はDeveloper Kit 2の略ですが、CV1はCustomer Version 1を意味します。スペックが上がっているため、接続するPCもハイスペックの物が要求されます。接続するPCのスペックがこれを満たしているかは、チェックツールで調べることができます。

https://support.oculus.com/help/oculus/1633938460220125/

oculus_check_tool.png

実はこのツールが有用で、後述のOculusSetupツールがエラー終了して原因がわからない場合でも、こちらのツールを使うと原因が判明することがある、そうです。

PCスペックの中で、最も重要な要素はグラフィックボードです。推奨ではNVIDIA GeForce GTX970以上とされていますが、Oculusの製品版用Runtimeを動かすためには

  • NVIDIA driver 358.70以上
  • AMD Radeonシリーズドライバ「Crimson Edition」16.3.2以上

が必須となります。ドライバ検索サイトなどで検索して、これを下回っているグラフィックボードについては、残念ながらOculusRift製品版を使うことはできません。今回はGTX970を搭載したPCを用意しました。

必要に応じて、最新のドライバーをインストールしておきます。

セットアップツール

次に、OculusのSetupツールをダウンロードして実行します。

https://www.oculus.com/en-us/setup/

あとはSetupツールの指示に従って進めて行けば良いのですが、会社のネットワークだと途中で失敗するかもしれません。前述のチェックツールを使って調べると、例えばネットワーク/Firewallに原因があるというケースが分かります。特定のポートでの通信が必要なようです。

途中でログイン/サインアップを行い、デバイスとの接続チェックに進みます。途中でXBoxコントローラの接続がありますが、Wireless Adapterが付属していないため、Setupの指示に従うことはできません。Skipして先に行きます。

ハマリどころ1 C++ Runtime

ここで最近購入したばかりのPCの場合は、C++ 2015 Runtimeエラーが発生します。

cpp_runtime_error.png

どうやらもともとPCに入っているランタイムが、Oculusが利用するものより新しすぎることがあるようです。この場合は、コントロールパネルの「プログラムと機能」から入っているC++ 2015 Runtimeを削除したあとに、Oculusソフトを実行します。するとRuntimeをインストールするか聞かれるため、ここから入れなおせばエラーは出なくなります。これでセットアップは一旦終わりです。

※C++ 2015のRuntimeを削除すると、インストール済みのアプリケーションが動かなくなる可能性があります。また、皆さんの環境でこの方法で成功することは保障できません。申し訳ありませんが、削除する場合は自己責任で対処してくださいね。

ハマリどころ2 XBoxコントローラー

追加で、途中でSkipしたXBoxコントローラのドライバをインストールする必要があります。Webで検索するとそれらしきものも見つかりますが、それではうまくセットアップできませんでした。正解は、Setupツールを実行した後にWindowsUpdateすることです。

XBox-Controller-driver.png

すると、必須ではない重要リストの一番上のほうに、XBoxドライバが追加されています。これをインストールすれば、XBoxコントローラが認識されます。

これで準備が整いました。ストアアプリからお好きなアプリをダウンロードして、VRの世界を堪能してください。

個人的な感想としては特にヘッドトラッキングへの追従がスムーズになり、その場に居る感覚が強くなったと感じました。

THETA Sの全天球配信を強化する(1) Oculus Rift CV1がやってきた


こんにちは、インフォコム技術企画室のがねこです。

2016年6月8日~6月10日の3日間、幕張でInteropと併設開催されるAppsJapanWebRTCパビリオンに出展します。前回Conference Japan 2016RICOH THETA S を使った展示を、強化したものをお見せできる予定です。どこが強化されたのか、順次ご紹介していきます。まずは今回の目玉の1つ、Oculus Rift CV1 です。セットアップしてくれたメンバーのTokさんの奮闘を、抜粋してご紹介します。

oculus_rift_cv1.jpg

CV1のセットアップ

スペックの確認

以前使っていたDK2はDeveloper Kit 2の略ですが、CV1はCustomer Version 1を意味します。スペックが上がっているため、接続するPCもハイスペックの物が要求されます。接続するPCのスペックがこれを満たしているかは、チェックツールで調べることができます。

https://support.oculus.com/help/oculus/1633938460220125/

oculus_check_tool.png

実はこのツールが有用で、後述のOculusSetupツールがエラー終了して原因がわからない場合でも、こちらのツールを使うと原因が判明することがある、そうです。

PCスペックの中で、最も重要な要素はグラフィックボードです。推奨ではNVIDIA GeForce GTX970以上とされていますが、Oculusの製品版用Runtimeを動かすためには

  • NVIDIA driver 358.70以上
  • AMD Radeonシリーズドライバ「Crimson Edition」16.3.2以上

が必須となります。ドライバ検索サイトなどで検索して、これを下回っているグラフィックボードについては、残念ながらOculusRift製品版を使うことはできません。今回はGTX970を搭載したPCを用意しました。

必要に応じて、最新のドライバーをインストールしておきます。

セットアップツール

次に、OculusのSetupツールをダウンロードして実行します。

https://www.oculus.com/en-us/setup/

あとはSetupツールの指示に従って進めて行けば良いのですが、会社のネットワークだと途中で失敗するかもしれません。前述のチェックツールを使って調べると、例えばネットワーク/Firewallに原因があるというケースが分かります。特定のポートでの通信が必要なようです。

途中でログイン/サインアップを行い、デバイスとの接続チェックに進みます。途中でXBoxコントローラの接続がありますが、Wireless Adapterが付属していないため、Setupの指示に従うことはできません。Skipして先に行きます。

ハマリどころ1 C++ Runtime

ここで最近購入したばかりのPCの場合は、C++ 2015 Runtimeエラーが発生します。

cpp_runtime_error.png

どうやらもともとPCに入っているランタイムが、Oculusが利用するものより新しすぎることがあるようです。この場合は、コントロールパネルの「プログラムと機能」から入っているC++ 2015 Runtimeを削除したあとに、Oculusソフトを実行します。するとRuntimeをインストールするか聞かれるため、ここから入れなおせばエラーは出なくなります。これでセットアップは一旦終わりです。

※C++ 2015のRuntimeを削除すると、インストール済みのアプリケーションが動かなくなる可能性があります。また、皆さんの環境でこの方法で成功することは保障できません。申し訳ありませんが、削除する場合は自己責任で対処してくださいね。

ハマリどころ2 XBoxコントローラー

追加で、途中でSkipしたXBoxコントローラのドライバをインストールする必要があります。Webで検索するとそれらしきものも見つかりますが、それではうまくセットアップできませんでした。正解は、Setupツールを実行した後にWindowsUpdateすることです。

XBox-Controller-driver.png

すると、必須ではない重要リストの一番上のほうに、XBoxドライバが追加されています。これをインストールすれば、XBoxコントローラが認識されます。

これで準備が整いました。ストアアプリからお好きなアプリをダウンロードして、VRの世界を堪能してください。

個人的な感想としては特にヘッドトラッキングへの追従がスムーズになり、その場に居る感覚が強くなったと感じました。

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