Google Glassのアプリを作ってみよう!(1) ~Google Glassとは?~


こんにちは。インフォコム技術企画室のばーやです。最初の記事になり、緊張気味です。

現在、私たちはウェアラブルデバイスの調査や開発を行っています。
中でもGoogle Glassは世間の注目度も高く、デバイスとしての完成度も高いので、いくつかアプリを開発してみてノウハウを蓄積してきました。

残念ながら、Google Glassはまだ日本で入手することができません。したがって今回の記事もカリフォルニアでの滞在を通して書かれるものです。
しかし日本語の公式ページが準備されていたり、技適を通過したとの情報もあるので、日本で発売が開始されるのもそう遠くはないと思います。

これまでの経験から、新しく開発を始める方々に役に立ちそうな情報をピックアップしてまとめて行く予定です。記事は複数回にわたって連載する予定です。

■Google Glassとは?

Google Glassとは、Googleが開発しているメガネ型のウェアラブルデバイスです。すごく簡単に言うと、メガネの形をしたスマートフォンといったところでしょうか。

google_glass_01_01-thumb-350xauto-28.jpg

ご覧のとおり、ディスプレイは右目側にだけについています。
視界全体をディスプレイが覆うのではなく、視界の右上にディスプレイが半透明で表示されます。

google_glass_01_03-thumb-500xauto-35.jpg
※装着イメージ

■Google Glassのスペック

Google Glassには、いくつかのスペックの異なるバージョンが存在します。

以下、2014年6月に発表されたバージョンのスペックです(内容は英語版Wikipedia公式サイトをもとにしています)。
まだExplorer Edition(プロトタイプ)なので、今後さらにスペックは向上していくと思います。

  • OS
    • Android 4.4(KitKat)
  • ディスプレイ
    • 640×360 Himax HX7309 LCoS display(つけた時の感じは、25インチの高精細な画面を8フィート離れたところから見た状態に相当するとのこと)
  • カメラ
    • 5MP(動画は720p)
  • オーディオ
    • 骨伝導スピーカー
    • マイク
  • 通信
    • Wi-Fi - 802.11b/g
    • Bluetooth
  • ストレージ
    • 16GB(使用可能は12GB)
  • バッテリー
    • 通常使用で一日持つくらい。 動画撮影など負荷のかかる処理を行うともっと短くなる。
  • CPU
    • Texas Instruments OMAP 4430 SoC 1.2Ghz Dual(ARMv7)
  • RAM
    • 2GB
  • センサー
    • 3軸ジャイロスコープ
    • 3軸加速度センサー
    • 3軸地磁気センサー
    • 環境光センサー
    • 接近センサー

こうして見ると、スマートフォンにも劣らないくらいのスペックのようです。
しかし実際に開発してみると、スマートフォンと比べてもう一歩なところがあると分かってきました。
例えば重い処理を続けると発熱し、Google Glassを冷ますように促すメッセージ(「Glass must cool down to run smoothly.」)が表示されます。

さらに、重い処理を続けるとあっという間に電池がなくなってしまいます。

それでも、これだけの技術をこんなに小さいものに詰め込めるとは、すごいですね。 

■Google Glassのインターフェース

Google Glassはいくつかのインターフェースが用意されています。

google_glass_01_02-thumb-350xauto-32.jpg

タッチパッドを使った操作では、タップや上の写真のような4方向へのスワイプが可能になっており、スマートフォンに近い操作をすることが出来ます。

スワイプダウン(下方向へのスワイプ)は、少し特別な役割をしています。1本指でスワイプダウンすると、Androidスマートフォンの戻るボタンと同じ操作になり、2本指でスワイプダウンするとホームボタンと同じ操作になります。

google_glass_01_10-thumb-350xauto-56.jpg

もちろん中心になるのは音声入力で、「OK Glass, Hogehoge」と声に出すことで、音声入力によってGoogle Glassやアプリの操作が行えます。
例えば、「OK Glass, Take a picture」と言うと写真を撮り、「OK Glass, Google」というとインターネット検索できます。
残念ながら私の発音だと3回に1回は通じないのが難点ですが...。

赤外線センサーを用いたウインクのインターフェースもあります。例えばウインクで写真を撮ることができます。

google_glass_01_09-thumb-350xauto-51.jpg
※赤外線センサー

このウィンク検知は、まばたきでは反応しないため、しっかりウインクしないと反応しません。それでもまばたきをウインクと誤認識してしまうことはあるので、思わぬ場所で写真が撮られることがあってビックリします(設定でOFFにすることもできます)。

それ以外にも、顔を上げるとディスプレイON、顔を下げるとディスプレイOFFすることができるなど、地磁気センサーなどを活用したインターフェースも存在します。

■Google Glassのアプリ

Google Glassのアプリは、Google Glassを管理するアプリ(サイト)である、MyGlassを経由してダウンロードできます

早速Googleが公開しているMini Gamesというアプリを動かしてみましょう。
これは、最初から最後までハンズフリーで遊べるゲームです。

OK glass, Play a game, Balance」と声に出すと、Mini Gamesの中のバランスゲームが起動します。

これは、頭上にのっけたブロックが落ちないように、自分の頭を動かしてバランスを取るゲームです。ウェアラブルデバイスならではのゲームですね。スマートフォン時代よりインターフェースの活用が重要になってくると思います。

以上、Google Glassについて簡単に説明させていただきました。
次回から、アプリの開発の説明に入って行きます。

Google Glassのアプリを作ってみよう!(1) ~Google Glassとは?~


こんにちは。インフォコム技術企画室のばーやです。最初の記事になり、緊張気味です。

現在、私たちはウェアラブルデバイスの調査や開発を行っています。
中でもGoogle Glassは世間の注目度も高く、デバイスとしての完成度も高いので、いくつかアプリを開発してみてノウハウを蓄積してきました。

残念ながら、Google Glassはまだ日本で入手することができません。したがって今回の記事もカリフォルニアでの滞在を通して書かれるものです。
しかし日本語の公式ページが準備されていたり、技適を通過したとの情報もあるので、日本で発売が開始されるのもそう遠くはないと思います。

これまでの経験から、新しく開発を始める方々に役に立ちそうな情報をピックアップしてまとめて行く予定です。記事は複数回にわたって連載する予定です。

■Google Glassとは?

Google Glassとは、Googleが開発しているメガネ型のウェアラブルデバイスです。すごく簡単に言うと、メガネの形をしたスマートフォンといったところでしょうか。

google_glass_01_01-thumb-350xauto-28.jpg

ご覧のとおり、ディスプレイは右目側にだけについています。
視界全体をディスプレイが覆うのではなく、視界の右上にディスプレイが半透明で表示されます。

google_glass_01_03-thumb-500xauto-35.jpg
※装着イメージ

■Google Glassのスペック

Google Glassには、いくつかのスペックの異なるバージョンが存在します。

以下、2014年6月に発表されたバージョンのスペックです(内容は英語版Wikipedia公式サイトをもとにしています)。
まだExplorer Edition(プロトタイプ)なので、今後さらにスペックは向上していくと思います。

  • OS
    • Android 4.4(KitKat)
  • ディスプレイ
    • 640×360 Himax HX7309 LCoS display(つけた時の感じは、25インチの高精細な画面を8フィート離れたところから見た状態に相当するとのこと)
  • カメラ
    • 5MP(動画は720p)
  • オーディオ
    • 骨伝導スピーカー
    • マイク
  • 通信
    • Wi-Fi - 802.11b/g
    • Bluetooth
  • ストレージ
    • 16GB(使用可能は12GB)
  • バッテリー
    • 通常使用で一日持つくらい。 動画撮影など負荷のかかる処理を行うともっと短くなる。
  • CPU
    • Texas Instruments OMAP 4430 SoC 1.2Ghz Dual(ARMv7)
  • RAM
    • 2GB
  • センサー
    • 3軸ジャイロスコープ
    • 3軸加速度センサー
    • 3軸地磁気センサー
    • 環境光センサー
    • 接近センサー

こうして見ると、スマートフォンにも劣らないくらいのスペックのようです。
しかし実際に開発してみると、スマートフォンと比べてもう一歩なところがあると分かってきました。
例えば重い処理を続けると発熱し、Google Glassを冷ますように促すメッセージ(「Glass must cool down to run smoothly.」)が表示されます。

さらに、重い処理を続けるとあっという間に電池がなくなってしまいます。

それでも、これだけの技術をこんなに小さいものに詰め込めるとは、すごいですね。 

■Google Glassのインターフェース

Google Glassはいくつかのインターフェースが用意されています。

google_glass_01_02-thumb-350xauto-32.jpg

タッチパッドを使った操作では、タップや上の写真のような4方向へのスワイプが可能になっており、スマートフォンに近い操作をすることが出来ます。

スワイプダウン(下方向へのスワイプ)は、少し特別な役割をしています。1本指でスワイプダウンすると、Androidスマートフォンの戻るボタンと同じ操作になり、2本指でスワイプダウンするとホームボタンと同じ操作になります。

google_glass_01_10-thumb-350xauto-56.jpg

もちろん中心になるのは音声入力で、「OK Glass, Hogehoge」と声に出すことで、音声入力によってGoogle Glassやアプリの操作が行えます。
例えば、「OK Glass, Take a picture」と言うと写真を撮り、「OK Glass, Google」というとインターネット検索できます。
残念ながら私の発音だと3回に1回は通じないのが難点ですが...。

赤外線センサーを用いたウインクのインターフェースもあります。例えばウインクで写真を撮ることができます。

google_glass_01_09-thumb-350xauto-51.jpg
※赤外線センサー

このウィンク検知は、まばたきでは反応しないため、しっかりウインクしないと反応しません。それでもまばたきをウインクと誤認識してしまうことはあるので、思わぬ場所で写真が撮られることがあってビックリします(設定でOFFにすることもできます)。

それ以外にも、顔を上げるとディスプレイON、顔を下げるとディスプレイOFFすることができるなど、地磁気センサーなどを活用したインターフェースも存在します。

■Google Glassのアプリ

Google Glassのアプリは、Google Glassを管理するアプリ(サイト)である、MyGlassを経由してダウンロードできます

早速Googleが公開しているMini Gamesというアプリを動かしてみましょう。
これは、最初から最後までハンズフリーで遊べるゲームです。

OK glass, Play a game, Balance」と声に出すと、Mini Gamesの中のバランスゲームが起動します。

これは、頭上にのっけたブロックが落ちないように、自分の頭を動かしてバランスを取るゲームです。ウェアラブルデバイスならではのゲームですね。スマートフォン時代よりインターフェースの活用が重要になってくると思います。

以上、Google Glassについて簡単に説明させていただきました。
次回から、アプリの開発の説明に入って行きます。

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